ユビソフト:「アサシン クリード シャドウズ」の予約数が好調
Oct 11,25
ユービーアイソフトは、期待のオープンワールドアドベンチャー『アサシン クリード シャドウズ』が、開発上の課題やマーケティングの挫折にも関わらず、堅調な予約数を維持していると主張している。
同社は最近の決算説明会で「予約販売の状況は安定しており、シリーズ歴代2位の収益を記録した『アサシン クリード オデッセイ』と同等のペースである」と述べた。
イヴ・ギルモットCEOはこの楽観的な見解を改めて表明し、チームが3月20日の『シャドウズ』発売に全力を注いでいると強調。「初期評価では、ゲームの魅力的な物語と没入型のデュアル主人公システムが高く評価されており、各キャラクターが独自でありながら補完し合うゲームプレイ体験を提供している」と指摘した。
「開発チームは、おそらくシリーズ史上最も野心的な『アサシン クリード』作品の創造に取り組んだ功績が認められるべきだ」とギルモットは付け加えた。
本作のリリースまでには幾度もの延期が発生――当初11月からバレンタインデーへ、さらに現在の3月へと延期され、本来の明日の発売日を待ち望んでいたファンを落胆させた。
『シャドウズ』は、シリーズ初の日本舞台作品であり2020年以来のメインライン作品であるだけでなく、最近の商業的な失望や投資家の懸念を受けたユービーアイソフトの起死回生の期待を担っている。
マーケティング活動も混乱に見舞われ、封建時代の日本描写における歴史考証の誤りや文化団体の紋章無断使用について謝罪する事態が発生。さらに、コレクタブルメーカーのピュアアーツが文化的に不適切と判断されたスタチューデザインを撤回したことで追加の論争が起こった。
これらの課題が2度の延期に重なり、リリースが近づくにつれ、プレイヤーの期待と不満が入り混じる状況が強まっている。
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