Xbox Showcaseでは、ロバート・カークマンのスーパーヒーロー宇宙をモチーフにした新作3対3格闘ゲーム『Invincible VS』が発表されました。IGN Liveでは、SkyboundのQuarter Upチームにインタビューし、『Killer Instinct』のメカニクスと『Invincible』のチームバトルをどのように融合させているのかについて話を聞きました。

参戦キャラクターには、マーク・グレイソン（インヴィンシブル）、オムニマン、アトム・イヴ、バレットプルーフなど、人気キャラクターが揃っています。アートディレクターのダン・エダーと戦闘デザイナーのリーパル・パルブーによると、本シリーズがスーパーヒーローチームを重視している点が、自然と3対3形式に適していたとのことです。

「インヴィンシブルの世界観はチームダイナミクスが命です」とパルブーは説明します。「ティーンチームでもグローブの守護者でもヴィルトラマイトでも、複数キャラクターによる戦いの方がソロファイトより本質を捉えられるのです」

開発では、キャラクターの本質的な表現を重視すると同時に、独自のビジュアルアイデンティティを確立しました。「リアルなライティングとスタイライズされた輪郭線のバランスを取りました」とエダーは語ります。「コミックと番組が豊富なリファレンスを提供してくれたので、ゲームプレイ向けに慎重に適応させるだけでした」

戦闘システムは、激しい衝突とカウンタープレイメカニクスを重視した、Quarter Upの『Killer Instinct』の系譜を反映しています。パルブーは『Killer Instinct』のコンボブレイクシステムをどう進化させたか詳述しました：「アシストコール中に中断ポイントを戦略的に配置し、スリリングで長いコンボを維持できるようにしました」

アクセシビリティも重要な要素で、簡素化した操作によりカジュアルプレイヤーでもワンボタン入力を組み合わせてコンボを実行できます。過激な「オーバーキル」システムはインヴィンシブルらしい暴力描写を忠実に再現し、激しい攻防の末に敵の四肢を切断する可能性もあります。

ロバート・カークマンがクリエイティブに関わることで、チームは世界観を拡張しつつも忠実性を保証しています。「単なるシーンの再現ではありません」とエダーは強調します。「カークマンはオットリーやウォーカーと共作した原作を尊重しながら、私たちが革新するのを手助けしてくれています」

『Invincible VS』は2026年にPS5、Xbox Series X/S、PC向けに発売予定です。さらなる詳細については、IGN LiveとXbox Games Showcaseのハイライトをご覧ください。